①猟銃・空気銃の所持に関する法令

・警視庁猟銃等講習会における考査の運用要領(通達)に基づき練習問題を作成しました。

・特に間違えやすい数字、重要な論点は赤字で表示しています。

猟銃等講習会 練習問題(〇×式)


問1
猟銃を所持する許可を受けた者が、その猟銃を知人に預けた場合、預けた本人は法律違反になるが、預かった知人は法律違反にならない。
【 】


問2
猟銃の所持者が修理のために家族に猟銃を持たせて運ばせた場合、本人は法律違反となるが、家族は法律違反には問われない。
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問3
1丁の猟銃について、2人以上で共同して所持許可を受けることができる。
【 】


問4
一人で複数の猟銃を所持する場合、それぞれの銃に対して所持許可を受ける必要がある。
【 】


問5
知人から猟銃を譲り受けたので、その後に所持許可申請を行った。
【 】


問6
猟銃の所持許可は、狩猟・有害鳥獣駆除・標的射撃・コレクションなど、様々な目的で受けることができる。
【 】


問7
都道府県公安委員会は、猟銃の所持許可申請があれば、必ず許可しなければならない。
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問8
原則として20歳未満の者は、猟銃の所持許可を受けることができない。
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問9
精神障害や特定の病気がある者は、猟銃の所持許可を受けることができない。
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問10
アルコールや薬物に対する依存がある者は、猟銃の所持許可を受けることができない。
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解答と解説(まとめ)

問題番号 解答 解説
問1 × 猟銃は許可を受けた本人が自ら管理しなければなりません。他人に預けた場合、預けた人も預かった人も法律違反になります。
問2 × 猟銃の運搬は、たとえ家族であっても許可を受けた本人以外はできません。両者とも違反となります。
問3 × 猟銃は一銃一許可制です。1丁の銃を2人で所持することは認められていません。
問4 複数の猟銃を所持するには、それぞれの銃に対して個別の許可が必要です。
問5 × 所持許可は事前に受けなければならず、許可前に銃を譲り受けると不法所持となります。
問6 × 所持許可の目的は、狩猟有害鳥獣駆除標的射撃に限られます。コレクションは対象外です。
問7 × 公安委員会は、申請内容を審査し、適格性があると認めた場合にのみ許可を出します。
問8 原則として20歳未満の者は猟銃の所持許可を受けることはできません。空気銃の場合は18歳未満。ただし例外もあります。
問9 統合失調症躁うつ病てんかん等がある場合、原則として所持許可は認められません。
問10 アルコール・薬物の中毒者は、所持許可は認められません。