・警視庁猟銃等講習会における考査の運用要領(通達)に基づき練習問題を作成しました。
・特に間違えやすい数字、重要な論点は赤字で表示しています。
猟銃等講習会 練習問題(〇×式)
問1
猟銃や空気銃の所持者は、銃を法定の基準に適合するよう維持するよう努めなければならない。
【 】
問2
猟銃や空気銃の所持者は、銃を改造して、法定の基準に適合しない銃にしてはならない。
【 】
問3
猟銃や空気銃の所持者は、原則として許可を受けた銃を自ら保管しなければならない。
【 】
問4
家族が在宅しているので、ガンロッカーのカギを家族に預けた。
【 】
問5
猟銃等保管業者に銃の保管委託をした場合、自ら保管する義務が免除される。
【 】
問6
賃貸住宅に住んでいて、保管設備を設置することができない場合は、銃を所持することはできない。
【 】
問7
銃を保管する設備は、木製の洋服ダンス等堅固な設備でなければならない。
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問8
銃は、一定の基準を満たした保管設備に、確実に施錠して保管しなければならない。
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問9
銃とその銃に適合する実包等は同一の建物内に保管しないように努めなければならない。
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問10
都道府県公安委員会から銃や実包等の保管状況について報告を求められても、応じる義務はない。
【 】
解答と解説(まとめ)
問題番号 | 解答 | 解説 |
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問1 | × | 銃の所持者は銃を法定の基準に適合するよう維持しなければなりません。例えば壊れている銃を使わないからと言って、そのままにしておくのは違反になります。 |
問2 | 〇 | 銃の所持者は法定の基準に適合しない銃に改造はしてはいけません。銃を改造する場合は銃砲店などに相談しましょう。 |
問3 | 〇 | 猟銃等は自ら保管するのが原則です。 |
問4 | × | ガンロッカーのカギも自ら管理しなければなりません。自分以外の者に所持をさせないようにしなければなりません。 |
問5 | 〇 | 免除されます。長期入院や、長期の旅行、家の建て替えなどする場合は、保管を委託するのが望ましいです。 |
問6 | × | 猟銃等保管業者に委託をして、銃を所持することもできます。 |
問7 | × | 銃を保管する設備は金属製ロッカー等堅固な設備でなければならない。市販のガンロッカーは問題ありませんが、古いガンロッカーは不許可になることもありますので、注意が必要です。 |
問8 | 〇 | ガンロッカーは確実に施錠することが必要です。そのほかにも、壁に固定して持ち運べないようにしたりなど、盗難予防対策が必要です。 |
問9 | 〇 | ガンロッカーと装弾ロッカーは別々の部屋に設置するように努めなければなりません。同一の建物で保管した場合は指示処分の対象となることがあります。 |
問10 | × | 。保管状況について報告を求められた場合は応じる義務がある。 |