【よくある質問】実包管理について

令和7年改正銃刀法に完全対応!実包管理帳簿が登場

2025年(令和7年)3月の法改正により、実包管理のルールが大きく変わりました。 「何を書けばいいの?」という不安をこの一冊が解消!新基準を網羅した、所持者必携の最新版です。

1. 「散弾」と「単弾」を管理! これまでのサイズ管理に加え、「散弾」と「スラッグ・サボット等の単弾」を完全に分けて記録できます。在庫の食い違いを防ぎ、一目で正確な残数が把握できます。

2. 「どの銃で撃ったか」を迷わず記録! 改正で義務化された「使用銃の特定」に対応。銃番号や許可番号を記入する欄を新設されました。これにより、いわゆる「眠り銃」のチェック対策も万全です。銃略記号で管理が簡単になりました。

3. 更新申請の「調査先リスト」欄を搭載! 令和7年度から厳格化される欠格事由の確認。スムーズな更新に欠かせない「調査先とする知人等」などの連絡先リストを、日頃から整理・管理できるようになりました。

実包管理帳簿:基本的な理解

実包管理帳簿は、猟銃などの所持者が「いつ、どこで、どの実包を、どれだけ入手・消費したか」を記録する法的義務のある書類です。

  • 法的根拠: 銃刀法に基づき、正確な記録が義務付けられています。

  • 確認のタイミング: 年1回の「銃検査」や、3年ごとの「所持許可更新」、「猟銃用火薬類譲受許可申請」の際に、警察官によって厳格に内容をチェックされます。

  • 重要性: 帳簿の不備や現物との不一致は、行政指導や許可の取り消しにつながる可能性があるため、極めて重要な記録です。(実際に帳簿が合わず、所持許可の取消しになった方もいます)


2025年(令和7年)3月からの改正ポイント

2025年3月1日施行の改正法により、管理項目がより細分化・厳格化されました。以下の3点は特に注意が必要です。

  • 実包の種類の細分化: これまでの「番径(12番など)」に加え、「散弾」と「単弾(スラッグ・サボット等)」を明確に分けて在庫管理を行う必要があります。

  • 使用した銃の特定: 消費の記録には、**「どの銃(銃番号または許可番号)」**でその弾を撃ったかを明記する義務が生じました。

  • 眠り銃の規制強化(2年ルール): 銃を一度も使用しない期間が2年間続くと許可の取り消し対象となります(従来は3年)。帳簿の消費記録が、その銃を継続して使用している証拠となります。


実包の購入(受入)時に必要な対応

実包を入手した際は、その日のうちに帳簿へ記載し、証憑(エビデンス)を保管します。

  • 記載事項: 購入日、購入数量、種類(散弾または単弾)、購入先の名称・住所。

  • 必要な証憑: 販売店発行の**「領収書」または「納品書」**。

  • 注意点: 領収書に「12番 20発」としか書かれていない場合は、店側に「散弾」か「スラッグ」かを明記してもらうか、自身で余白にメモを残し、帳簿と整合させましょう。


実包の消費時に必要な対応

消費(射撃場での練習や狩猟)については、最も厳しく「裏付け」が求められます。

  • 記載事項: 消費日、消費場所、数量、使用した銃の番号、目的。

  • 必要な証憑:

    • スコア表(射撃成績票): 射撃場での練習時は必須です。

    • 狩猟日誌・報告書: 狩猟や有害鳥獣駆除で使用した際の証明となります。

  • リスク管理: スコア表がない消費は「正当な消費」と認められない恐れがあります。紛失しないよう、その場ですぐに保管する習慣をつけましょう。


警察による確認内容と提示義務

検査や更新の際、警察官は以下の「3点一致」を重点的に確認します。

  1. 帳簿上の残数(計算上の在庫)

  2. 保管庫内の実数(現物の在庫)

  3. 証憑(領収書・スコア表)の合計数

もし、改正後はより厳格になることが予想されます。すべての書類をセットで提示できる状態が理想的です。


まとめ:信頼構築のための丁寧な管理

実包管理帳簿は、あなたが「安全かつ合法的に銃を扱っている」ことを証明するための大切なツールです。2025年からの新ルールに則り、**「散弾と単弾の区別」「銃番号の記載」**を徹底しましょう。

日頃から丁寧に証憑を整理しておくことは、あなた自身の権利を守り、警察との信頼関係を築く鍵となります。