🔰【初心者向け】猟銃(散弾銃・空気銃)所持までの流れ【詳細ガイド】


【①】猟銃等講習会(初心者講習)《全員必須》

📍目的
銃の基礎知識・法律・安全管理について学ぶ講習です。
※散弾銃・空気銃どちらを希望しても最初に必ず受ける必要があります。

📍申込先:警察署(生活安全課)講習会開催の3か月前から10日前までに申し込み

📋必要書類:猟銃等講習受講申込書、写真
💰費用:6,900円(講習・試験料込み)
📖試験:〇×式で90点以上合格(合格率70〜80%)
💡対策:猟友会の事前講習会(有料)で合格率アップ!市販の問題集も活用すると合格率さらにアップ‼


【②】教習資格認定申請《※散弾銃希望者のみ》

📍対象:散弾銃(装薬銃)を所持したい方
📍申込先:警察署(生活安全課)
💰費用:8,900円
📋必要書類:教習資格認定申請書、医師の診断書、住民票、経歴書、同居親族書、身分証明書、講習修了証明書、写真2枚

🕒期間:身辺調査に約1〜2か月
⚠️注意:虚偽記載は不許可の原因になります。

※空気銃希望の方はこのステップは不要です。


【③】射撃教習(実弾による技能試験)※散弾銃希望者のみ

📍条件:教習資格認定証の交付後(有効期限3か月)
📍申請:猟銃用火薬類譲受許可(2,400円)を同時に行います
📍射撃場予約:指定射撃場(警察から案内あり)
💰費用:30,000円〜50,000円(地域・施設による)
📦持ち物:認定証・火薬類譲受許可証・イヤーマフや射撃ベスト(射撃場で貸出してくれる場合もあり)
🧠内容:銃の取り扱い・構え方・安全確認・分解組立などを確認し、実際に飛んでいくクレーに向かって散弾を発射します。


【④】銃砲所持許可申請

📍条件

  • 空気銃希望者は①講習会合格後、直接この申請へ

  • 散弾銃希望者は射撃教習合格後に申請

📍手続き内容

  • 銃砲店等で所持したい銃を決めてから譲渡承諾書をもらって申請する。

  • 警察署に「銃砲所持許可申請」を行う

📋必要書類:銃砲所持許可申請書、医師の診断書、教習修了証明書(有効1年間)譲渡承諾書、保管に関する申告書

💰費用:10,500円

🧠銃選びのポイント

  • 射撃中心 → 上下二連などの射撃銃

  • 狩猟中心 → 自動銃、空気銃などの狩猟用銃

  • 両方やりたい → チョーク交換式の銃など
    → 銃砲店で目的を伝えると丁寧にアドバイスしてくれます。


【⑤】銃の受け取りと警察での確認(最終ステップ!)

📍流れ

  • 「銃砲所持許可証」が交付されたら銃を受け取る

  • 受け取った銃を警察署に持参し確認を受ける(14日以内)

📋注意

  • 「銃砲所持許可証」は銃の所持時に必ず携帯

  • 未携帯は法律違反となるので要注意!

  • 警察署で確認を受ける際に銃を持ち運ぶ時も銃ケースが必要です。

✅ 必要な手続き・費用・期間まとめ

手続き内容 費用 所要時間・備考
猟銃等講習会(初心者講習) 6,900円 1日(午前:講習/午後:試験)
教習資格認定申請(※散弾銃のみ) 8,900円 書類審査・身辺調査に約1〜2か月
猟銃用火薬類譲受許可申請 2,400円 射撃教習前に申請
射撃教習費用 30,000円〜50,000円 射撃場により異なる
銃砲所持許可申請 10,500円 書類審査・身辺調査で約1〜2か月

🔍 最終ポイントまとめ

  • すべての手続きは警察署(生活安全課)を通じて行います

  • 所持許可までにかかる期間は約4〜6か月

  • 費用の総額目安:23万円〜(ロッカー・中古銃代含む)

🔧 初期費用の内訳(目安)

 

  • 公安委員会手数料:約58,700円〜78,700円

  • 医師の診断書:約3,000円〜

  • 住民票・身分証明書取得:数百円

  • ガンロッカー:約50,000円〜

  • 装弾ロッカー:約20,000円〜

  • 猟銃(中古):約100,000円〜

  • 猟銃(新品):約200,000円〜